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2020年12月28日 [コラム]

医療事務面接での逆質問では何を聞くべき?

医療事務面接での逆質問では何を聞くべき?

一般職と同様に、医療事務の面接でも「何か質問はありますか?」と逆質問を求められることがあります。
逆質問の仕方によっては疑問の解決ややる気のアピールにつながります。
そこで今回は、医療事務の面接でおこなわれる「逆質問」の目的や、質問をする際のポイントをご紹介します。

逆質問を求められる目的とは?


そもそも医療事務の面接で逆質問をされるのには、どのような目的があるのでしょうか。

自社・自院に対する興味を確認している


面接官が逆質問をする理由のひとつに「応募者が自社や自院に対し、興味・関心があるか」を知りたい、というものがあります。応募者がどれだけ関心を持っているかは質問の内容によって分かります。

自社・自院をどれだけ理解しているか


逆質問の目的には「自社や自院の理念や経営方針、業務について理解をしているか」を知りたい、という意向も含まれています。

仕事に対する意欲をみている


逆質問の時間では応募者の「仕事に対する意欲」もチェックされています。面接でわからなかった業務内容や、実際に働いている人の様子をたずねるなどの質問があれば、仕事に対する意欲があるとみなされるでしょう。

逆質問をするときのポイントは?


「質問はないですか?」と聞かれたとき、どのようなことを聞けばよいのでしょうか。
また、逆質問で「聞いてはいけないこと」についても知っておきましょう。

入社後のスケジュール


入社したあとのことをイメージさせるような質問は、先方に好印象を与えます。例えば「1日にどのぐらいの患者さんが来られますか?」という質問や「昼休みには皆さんどのように過ごされていますか?」といった質問は、具体性があり入社への意欲を感じさせられます。

勤務条件、残業の有無など


求人情報に記載がない場合は、休日当番や残業時間の有無などの細かな勤務条件を聞いてきましょう。これは自分のためであることはもちろん、先方とのミスマッチを防ぐためでもあります。

入社までに学んでおくべきことはあるか


資格取得者の場合面接でアピールすると有利に働く場合があります。それに加えて、逆質問の時間に「ご縁があって内定をいただいた場合、入社までに学んでおくべきことはありますか?」と聞くのもよい方法です。
面接官に仕事への意欲をアピールできます。

こんな逆質問はNG!? してはいけない質問


逆質問では以下のようなことを聞かないようにしましょう。

@ 求人要項や会社、医院のサイトなどに書いてある情報(経営理念や強みなど)
A 退職金に関する情報
B 不必要な情報

ひとつめに関しては、「調べればわかること」なので質問をすると「よく知らないまま応募してきたのかな?」とマイナスな印象にとらえられてしまいます。
ふたつめは、「入社前から辞めることを前提に面接を受けに来たのでは?」と取られてしまいやすいためNGです。
最後の質問は、面接官の個人情報や、取り扱っている医薬品の種類などです。不必要な質問は医療事務の面接に全く関係ないばかりか、モラルを疑われてしまうケースもあるため自重しましょう。

ちなみに、何も質問がない場合は「知りたいことは先ほどのお話でお伺いできましたので、大丈夫です。この度は貴重なお時間を割いていただきありがとうございました」と話せばOKです。

逆質問の仕方で印象が変わる!


医療事務面接での逆質問では何を聞くべき?

逆質問の時間は、こちらから疑問に思っていたことや聞いておきたいことを質問できるチャンスです。また、質問内容によって自らの印象をアップさせることもできるでしょう。
面接で効果的な質問をするには、応募先について調べるとともに、疑問を持ったこと、働くうえで知っておきたいことを考えてみましょう。

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