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2019年06月13日 [コラム]

仕事内容にどんな違いがある? 「医療事務」と「調剤薬局事務」の違い


仕事内容にどんな違いがある? 「医療事務」と「調剤薬局事務」の違い

医療事務と調剤薬局事務は、どちらも医療系の現場での仕事です。その仕事内容は共通する部分もありますが、細かく見ていくと違いも多いものです。
「医療に関する仕事をしたい」「事務の仕事がしたい」という方は、医療事務と調剤薬局事務のどちらを選ぶかを考えておきたいですね。
今回は、両者の仕事内容や違いについてチェックしてみましょう。

医療事務と調剤薬局事務の仕事内容


医療事務は、病院などの受付窓口で受付や会計、患者さんの案内、レセプト作成などをおこなう仕事です。
どちらも患者さんを接客する受付業務と、コンピュータを使った事務作業を複合的におこなうことになります。
医療業種であり、接客業と事務職が混ざっている仕事であるという点は共通していますが、仕事をする場所やレセプトの内容はかなり異なります。

医療事務と調剤薬局事務の仕事の違い



働く場所の違い


医療事務の主な職場は病院や診療所の窓口です。
大きな病院ならば複数人の医療事務スタッフが協力して仕事をしますが、小さなクリニックでは1人で仕事をすることもあります。
調剤薬局事務の職場は調剤薬局です。病院の近くにある調剤薬局だけでなく、大手ドラッグストアの中にある調剤薬局で働くケースもあります。

取り扱う範囲の違い


医療事務は、病院に来た患者さんの受付や案内、会計業務、レセプトの作成など担当します。
医療事務のレセプトは、診療や検査、入院や手術、投薬やレントゲンなどそれぞれの処置に設定された点数を入力していくものです。
診療科によっては特別な処置をすることもありますし、入院や外来でも点数が異なるため、間違いのないように入力していくことが大切です。
調剤薬局事務は、主に調剤と投薬に関するレセプトを作成することになります。
患者さんの処方箋の内容を元に会計や保険請求額を計算する調剤薬局事務の仕事は、医療事務の仕事に比べると範囲は狭いといえます。

取得資格の違い


資格を持っていなくても、医療事務や調剤薬局事務として働くことは可能です。
しかし、レセプトをはじめとしたさまざまな知識が必要となるため、資格があったほうが有利になります。
医療事務の資格を取得するためには、医療行為に関するさまざまな知識を得ておく必要があります。
調剤薬局事務は薬剤の分野に関する知識のみでOKなので、資格の範囲は医療事務に比べて狭くなるのです。
資格取得にかかる時間や費用も調剤薬局事務のほうが少なく、気軽に取得できます。

医療事務と調剤薬局事務の仕事の違い

医療事務と調剤薬局事務はとてもよく似た仕事ですが、業務の範囲や求められる知識の範囲、仕事内容や資格取得の難易度など、異なる点も少なくありません。
医療現場の事務職として仕事をしたいと考えている方は、医療事務と調剤薬局事務のそれぞれの違いをよくチェックし、自分に合った道を選んでみてくださいね。

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