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2022年02月20日 [コラム]

医療事務の業務で発生しがちなミスとは? 失敗を防ごう

医療事務の業務で発生しがちなミスとは? 失敗を防ごう

医療事務の業務では、薬剤の入力間違いや患者さんの取り違えなどのミスが発生することもあります。そこで今回は、よくあるミスの事例や、ミスを防ぐための対策方法をご紹介します。

医療事務でよくあるミスの例


医療事務でよくあるミスとしては、次のような事例があります。

受付の順番を間違えた


医療事務スタッフは受付をした順番に診察室へカルテを回すのが基本です。しかしカルテの置き場所を間違えていたり、カルテがなかなか見つからず後の人が先に回されたりすると、患者さんの呼び出し順が変わってしまいます。結果として患者さんにクレームを言われてしまうこともあるでしょう。

保険証を返す相手を間違えた


まだ仕事の経験が浅い医療事務スタッフの場合、保険証を返す相手を間違えたり、保険証を返し忘れたりといったミスも多いです。保険証は重要な個人情報のため、必ず本人に返さなければなりません。

保険証の確認不足があった


保険証の確認不足は、保険証の知識がないとよく起こるミスです。保険証を提示されたときは、保険者番号や記号・番号とカルテ記載の同項目が一致しているかを確認し、保険証確認にチェックを入れる必要があります。

このとき保険証が変更になっていればカルテにも変更が必要なのですが、そもそも変更になっているのに気付かなかったり、確認しても変更処理を忘れていたりする場合があります。

間違えて別の患者さんのカルテを出してしまった


医療事務の仕事では別の患者さんのカルテを出してしまう……というミスもしばしば起こります。
別の人のカルテと間違えたまま診察室に出してしまうと、患者さんはいくら待っても呼び出されません。これによりクレームが発生する場合もあるのです。

診療報酬の計算や処方せん入力をミスしてしまった


医療事務スタッフは診察終了後に診療報酬の計算を行います。このとき計算ミスをしてしまうと、指導料や加算などの算定漏れや、過剰請求が起きる可能性も。

また、医師の処方を処方せんへ入力する際、ミスが起きることがあります。薬剤の用量間違え(20mgを「30mg」に、2錠×7日分を「7錠×2日分」など)は本来あってはならないことです。患者さんの体に関する重要な事項なので、間違えないよう注意すべきです。

会計や予約に関するミス


医療事務では「会計で領収する金額を間違え、差異が生じた」「予約日を取り違えてしまった」というミスも多いです。お金関係のミスは医療機関の信用を落とす原因になります。また患者さんの中には遠いところから来院される方も多いため、予約の取り間違いがあると多大な迷惑をかけてしまいます。

医療事務の仕事でミスを防ぐための対策法は?


医療事務の仕事において初歩的なミスを防ぐには、次のような対策を行うとよいでしょう。

・医療事務の知識を身につける
・レセコン、電子カルテの操作を確実に覚える
・教えてもらったことはメモを取り、都度確認するクセをつける
・忙しくても優先順位をつけ、落ち着いて対処する

また、経験者であってもミスは起こります。いつもの業務の中でも、ミスを発生させない取り組みを行いましょう。

・カルテを探す際に診察券IDと氏名の両方を確認する
・保険証を返却する際は名前を必ず確認し、なるべく早めに返す
・予約を入れるときは日時を復唱し、患者さんに確認してもらう
・処方せんを入力・確認する際はダブルチェックを実施
・請求額と患者さんの支払額が一致しているか確認

どれも基本的なことですが、業務に追われると抜け落ちてしまう場合もあります。ひとつひとつていねいに仕事を進めていくことを心掛ければ、おのずとミスも少なくなっていきますよ。

意識と取り組みが大事! 医療事務のミスを減らそう!



医療事務の業務で発生しがちなミスとは? 失敗を防ごう

医療事務の仕事では、本来ならばミスが無いように努めるべきです。しかし働いているスタッフも人間ですので、ミスがゼロになる、というのは難しいでしょう。特に忙しくなったときには、ミスが生じやすくなるため特別注意が必要です。ご紹介した対策と合わせ、職場全体でミスを減らす取り組みや声かけを意識できるとベストですね。
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