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2018年09月03日 [コラム]

医療事務の仕事をするなら病院? それともクリニック?

医療事務の仕事をするなら病院? それともクリニック?


医療事務の仕事をしたいと思ったとき、勤務先は病院とクリニック、どちらがいいのだろうかと迷ってしまう方も多いと思います。
病院とクリニックでは、医療事務の仕事内容や働き方に違いがあるのでしょうか? 勤務先の違いによる医療事務の働き方の違いについてご説明します。


病院とクリニックってどう違う?



そもそも「病院」と「クリニック」というのは、どういう違いがあるのかをご存知でしょうか。
「病院はいろいろな診療科があって、大学や法人が経営している大きな医療機関」「クリニックはひとつかふたつの診療科に特化している、個人経営の小さな医療機関」というふうに、なんとなくイメージしている方が多いかもしれませんね。
その認識でも大きく間違っているわけではありませんが、正確に言えば診療科の数や経営母体はあまり関係ありません。
病院とクリニック(診療所)というのは、入院用に備えているベッドの数で決まるのです。
医療法では、入院患者さんのためのベッドが20床以上の医療機関を「病院」とし、19床以下もしくは入院施設がない医療機関を「診療所」としています。
「医院」「クリニック」などの名称を使用している医療機関は、診療所にあたります。

医療事務の仕事内容は、病院とクリニックで共通する部分もありますが、どちらに勤めるかによって、働き方にはかなり違いが出てきます。次から、それぞれの特徴を見ていきましょう。



病院での医療事務の仕事の特徴



病院はクリニックより大きな施設を有しているため、来院する患者さんの数も多くなります。

また、入院患者さんに関する業務など、クリニックでは発生しない業務もあります。
たくさんの患者さんに対応する必要があることや、業務内容が多岐にわたることから、病院の抱える医療事務スタッフの人数は多いです。
人数が多く、業務のマニュアル化も整っているケースが多いため、ひとつひとつの仕事をおぼえやすく、最初のうちはフォローしてもらいやすい環境だといえるでしょう。

また、人数が多い分、休暇の取得も比較的融通が利きやすいというメリットがあります。
多くの業務がある中で、一つの業務に特化して働くことになる場合が多く、一つの業務に特化してスキルアップしやすい一方で、自分が担当しない業務についてはスキルアップが期待できません。
いずれ転職を考えている場合は、この点がネックになることもあるでしょう。



クリニックでの医療事務の仕事の特徴



クリニックでの医療事務の仕事の特徴

クリニックは基本的に、医師、看護師、医療事務スタッフ含めて少人数で営業しています。
大きな病院のように明確な分業制ではなく、医療事務スタッフは、医療行為以外のほぼすべての業務に対応すると言って良いでしょう。
さまざまな業務に対応するため、医療事務のスキルを総合的に伸ばすことができます。
クリニックでの医療事務経験があれば、今後転職を考える場合もさまざまな選択肢があるはずです。
一日に対応する患者さんの数は病院と比べて少なく、地域密着型のクリニックも多いため、ひとりひとりの患者さんと丁寧に向き合っていけることも、クリニックでの医療事務の魅力です。
ただし、少人数で対応しているため、最初から責任の重い仕事を任されることもあります。

また、急な休みなどは取りづらいクリニックもあります。

病院とクリニックそれぞれの医療事務について、仕事内容や働き方の特徴をお伝えしました。
どちらが働きやすいと感じるかは人それぞれだと思いますので、ここで紹介した内容を参考に、ご自身がどちらに向いているのかを考えてみることをおすすめします。
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